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おろち
[No.92] 2007-11-08 Thu 01:23
おろち』 評価:★★★★☆

著者:楳図かずお

超常的な力を持つ美少女『おろち』の視点で、様々な人々の人生が描かれていくオムニバス作品です。
各ストーリー共、人間の残酷さや悲哀を感じさせるものが多く、楳図作品の中でもかなりメンタルに重きを置いた傑作です。

オムニバスですので、ストーリーたるストーリーは「とりあえず、各話を読んでみてくれ」としか言い様がないのですが、本作に初めて目を通した時、不思議な衝撃を受けました。
というのも、それまで私の中で楳図作品は『作画的に一時代前の作品群』と捉えており、ある種、漫画作品の中における古典的な感覚で読んでいる部分がありました。
しかし、この『おろち』における各話の落ちが、予想の範囲内で終わらせないタイプのものが多く、言うなれば『大ドンデン返し』というヤツです。

この『おろち』における巧妙なギミック、『漂流教室』における奇抜さ、『神の左手 悪魔の右手』におけるアンダーグラウンドな残酷さ、そして『14歳』における病的さが重なり合って、今や楳図作品のイメージが完全に古典から脱却しました。

楳図さんは我々の先を行っているのです。
先行者ですね。(注:中華キャノンではない)

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