ブロプレ! 毎度おなじみ有興人2.0によるサブカル世代のための文化的無節操Blog!

スポンサーサイト
[No.] -------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
BIOMEGA
[No.79] 2007-09-21 Fri 00:44
BIOMEGA』 評価:★★★★☆

著者:弐瓶勉

同著者の『アバラ』を以前にご紹介させて頂きましたが、弐瓶氏の作品は非常に魅力的です。
どうやったらここまで荒廃するんだという世界感(笑)、無機質ながらも思わずマジマジと見つめてしまう登場人物達。
本作は『アバラ』を超える退廃的SF作品として非常に秀逸なデキです。

西暦3005年。7世紀ぶりに火星への有人飛行を成し遂げた人類。水も酸素もない廃墟と化したかつての入植地において、宇宙飛行士達は1人の女性を発見する。
その後、帰還中に探査船は地球周回軌道上で大破。発見された乗組員の遺体は未知のウイルス『N5S』に冒されたまま、軌道上を漂い地上に胞子を撒き散らしていた。
半年後の地球。『ドローン禍』と呼ばれるバイオハザードで混乱する洋上の人工島『9JO』に、東亞重工製の合成人間『庚造一』が送り込まれる。彼は幸先良く『N5Sウイルス』に適応した少女『イオン・グリーン』を発見するが、その矢先に対立する『CEU』に彼女を拉致される。彼がイオンを追ううちに、CEUの上位機関『DRF』の企てる陰謀が進行してゆく…。
(『Wikipedia』より)

今回のストーリー解説は、Wikipediaがよくまとまっていたので引用してみました。
独特の世界感と、各勢力のイデオロギーが発端となったドラスティックな戦闘など、見事に弐瓶ワールドを構築しています。
内容が内容だけに、そして絵が絵なだけに、中々広く一般には受け入れられはしないでしょうが、食指が動く人は少なくないはず。
一時期、本屋に行くと必ずと言っていいほど、本作の続編が発売されていないかチェックしていました。

ただ、それこそ士郎正宗氏ではありませんが、完全に一つの世界を作り上げてしまうと、得てしてあちらこちらで理解に苦しむ様なことも少なくありません。
「この勢力って結果的に何をしている連中なんだ?」
「このアイテムは何のためのものなのだ?」
こんな具合です。
そういう作品って気軽に読もうにも洞察力が必要になるので、この手の作品を読むことに小慣れていない場合、「えーっと、この人達、何だっけ?」と何度も読み返さなければならなくなるかも。(笑)

スポンサーサイト
別窓 | 書籍 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<トリスタンとイゾルデ | ブロプレ! | ゴーストライダー>>
コメント
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

トラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| ブロプレ! |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。