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eXistenZ
[No.7] 2007-05-23 Wed 17:12
eXistenZ』 評価:★★★☆☆

監 督:デイビッド・クローネンバーグ
出 演:ジュード・ロウウィレム・デフォージェニファー・ジェイソン・リー
製作年:1999年
製作国:アメリカ
時 間:97分

私はデイビッド・クローネンバーグ監督が好きなのです。
彼の代表作と言えば『ビデオドローム』ですが、今日は「ビデオドロームの焼き直しか!?」とさえ思える『イグジステンズ』を取り上げます。
実際には、この両作品は別の題材(ビデオテープとゲーム機)をストーリーの中心としていますが、
『ビデオドローム』はモニターの映像を見続けることによる変調する主人公、
『イグジステンズ』は脳に直接見せる映像により次第に実存と架空(この場合は「幻怪」という言葉が当てはまるかも…)の区別が付かなくなるという主人公、
このなし崩し的に混乱する破目になる両主人公が、そのまま観る側の虚実の感覚をごちゃまぜにさせ不安感を生み出すという構造は同一のものだと感じます。
まさしくクローネンバーグ監督の得意とする分野!

そのストーリーは、天才ゲームデザイナーの女性(ジェニファー・ジェイソン・リー)が、脊髄に端末を差し込んで仮想現実をまるで現実に起こっているか様に体感できる『イグジステンズ』というハードウェアを発表。
その発表会で仮想現実の世界に異議を唱える>過激派『リアリスト』に襲撃され、発表会に出席していた男性(ジュード・ロウ)と逃亡するのだが…。

みたいな感じです。
虚実の判別が難しい世界は、現実がしっかりとそこにある事実として確定されていないので、当然、今起こっている一つ一つの出来事まで正確な情報ではありません。
現実かどうかもわからず、それを判別する手段もなく、「え?え?」と思っている間にグイグイと作品の世界に引きずり込んでいくのはさすが。
クローネンバーグ監督は社会心理学でも専攻していたのだろうかとさえ思うような…。
また、『イグジステンズ』という言葉自体、『実存』や『存在』を意味するのでなんとも哲学的です。
ただ、あまりにも色んなものが判然としないうえ、突拍子もない有機的なえげつなさのせいで、観る人によっては「わけわからん」「ただただ気持ち悪い」となってしまいます。
もはや、完全にカルトの帝王と化している監督の作品なので、人によって好き嫌いは激しいでしょう。

基本的にクローネンバーグ監督は『ビデオドローム』や『イグジステンズ』に見られる様な理由が判然としない直接的な気持ち悪さを表現して不安を煽る作品で有名ですが、ここ最近の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』や『スパイダー』の様に、気持ち悪さを伴わず不安定な環境や精神を表現して不安を誘う作品も存在します。

とにかく人の不安を煽ることがお好きなようで。

しかし、この監督の作品にはしれ~っとビッグネームが出演していたりしますよねぇ。

『イグジステンス』には、ジュード・ロウ(スターリングラードスカイキャプテン
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』には、ヴィゴ・モーテンセンロード・オブ・ザ・リング
同じく『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に、エド・ハリススターリングラード

エド・ハリス…かっこいい。うん。
ああ、私も出演したい(笑)

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