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伊藤潤二恐怖博物館
[No.68] 2007-08-13 Mon 01:17
伊藤潤二恐怖博物館(全10巻)』 評価:★★★★★

著者:伊藤潤二

伊藤潤二ファンならこれを読まずして「ファンとは何をかいわんや」でございます。
あの『富江』や『案山子』といった伊藤潤二作品の代表作が詰め込まれており、氏の特徴が最も如実に現われている作品群です。

タイトルが『恐怖博物館』だけに「やっぱりホラー作品なんだ」と思ってしまうのですが、以前にも過去記事で書いたとおり伊藤氏の作品はブラックユーモアです。
代表作『富江』などは非常にわかりやすく、「接触すると男であれば必ず虜になってしまい、バラバラにして殺したくなるほど魅力的な女。しかも不死身。」なんてブラックユーモア以外の何ものでもないでしょう?
この異様な女性を主役とした作品は、何度かに渡って続編が描かれる長編作品なのですが、氏の作品はブラックユーモアを根底としているため最終的には漫才などで言うある種の『オチ』的な要素が重要となっており、どちらかというと長編よりも短編作品の方がしっくりきます。
と言いつつも、同じく長編とまではいかないのですが、長編物である『辻占』という作品は私の中でかなりトップクラスなんですけど…。

もちろん伊藤氏オリジナルの作品集なのですが、後半ではイギリスの小説家メアリー・シェリー原作のあの『フランケンシュタイン』にも挑戦されているので、これまた必見です。
独特の美しい線で描かれるフランケンシュタインもなかなか良いですよ。

というわけで、伊藤潤二の要素が詰め込まれているこの作品集はオススメです。
特に伊藤潤二作品に興味があるという未読者の方であれば、この作品集からご覧になるのが良いのではないかと思います。
その後に『ギョ』などのわけのわからない作品に進みましょう。(笑)

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