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グエムル 漢江の怪物
[No.19] 2007-05-25 Fri 13:16
グエムル 漢江の怪物』 評価:★★★☆☆

監 督:ポン・ジュノ
出 演:ソン・ガンホピョン・ヒボンパク・ヘイルペ・ドゥナ
製作年:2006年
製作国:韓国
時 間:120分
公開日:2006/09/02~

巷の評判だと賛否両論なのですが、結構良いかも…。
実際に起きた米軍による漢江(はんがん)への薬品の不法投棄を題材にした作品とのことですが、それほど世間一般に知られた事件ではないので、本作が反米精神込みの環境汚染への批判という風刺が根本にあるということは案外気付かれていなかったりするのでしょうか。

物語は、法令に処理方法が定められた劇物を排水溝に流すところから始まり、漢江の汚染へと繋がります。
漢江に垂れ流された薬品の作用で、放射能を浴びて変異したゴジラばりに巨大化した魚(?)の怪物が出現。
橋にぶら下がる怪物を最初は珍しげに見物していた人々も数分後に自分達の身に降り掛かる災難を知る由もなかった…みたいな感じです。

単なるモンスターパニック作品というわけでもなく、物語の中心となる家長、長男、次男、長女が、グエムルにさらわれた長男の娘を死に物狂いで助け出そうという家族愛が核となっています。
内容がうすっぺらになりがちなモンスター物に人間ドラマが織り込まれている事で、一癖ある作品となっています。
韓国の映画は…というか韓国の映画監督は、少なからず人の生死や身体への侵害を取扱う作品である場合、それに付随する場面では人間の感情の起伏を痛々しいぐらい激しい描写で描きますよね。
地理上、大国に抑圧され続けた歴史や、未だ強い男尊女卑の影響下にある韓国人特有の『(はん)の文化』に基づく、鬱積した感情の発露なのでしょうか。

また、グエムルの初登場時は河べりを猛スピードで走り抜けて人間をぶっ飛ばしているだけだったので「案外、ヒューマニズム溢れるモンスターなのか?」なんて思っていたら…あなた。
リスみたいな野郎でした。ものすごい数の人間様を殺傷した様ですし。
モンスター物で失敗しがちな「変に人間的な動物」ではく、「何を考えているかわからない」感じあるので中々素敵モンスターです。
しかし、ご覧になった方であればお分かりかと思いますが、あの独特の習性からすると元の生物は一体なんなのでしょう?
見た感じでは魚類っぽいのですが…。

ちなみに、『グエムル』とは『怪物』という意味だそうで、本作は『グエムル 漢江の怪物』というタイトルですから、全て日本語にすると『怪物 漢江の怪物』というおかしなタイトルになりますね。(笑)

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