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パフューム ある人殺しの物語
[No.129] 2008-05-15 Thu 13:58
パフューム ある人殺しの物語』 評価:★★★☆☆

監 督:トム・ティクヴァ
出 演:ベン・ウィショーダスティン・ホフマン
製作国:ドイツ、フランス、スペイン
製作年:2006年
時 間:147分

一時期、18禁なCMで噂になった作品です。
作品の醸し出す雰囲気が歪だったので、公開当初から観たいと思っていたのですが、やっとその思いが叶いました。

舞台は18世紀フランス。
薄汚れた魚市場の一角に産み落とされたグルヌイユは、生まれながらにして常人をはるかに超える嗅覚を持っていた。
その能力は、臭いを嗅ぐだけで周囲の状況を理解できるほどのものであった。
成長したグルヌイユは、ある日、街でとても魅力的な香りに出会う。
その香りの源は一人の若い女性だったのだが、彼女は恐怖を感じて悲鳴を上げようとしたため、思わず殺害してしまう。
このとき、『人の香りは絶命すると共に失われる』ことを知ったグルヌイユは、その香りを永遠のものにしようと香水の製法を学ぶことを思いつく。

どことなくティム・バートン監督作品の様な滑稽さを感じます。(例えば、グルヌイユが一定期間滞在した場所から離れると、その関係者が死亡したり。)
実際、演出過多気味なところが面白さの一つだったりするのですが、これはクライマックスにおいて最大化されることになります。
この『クライマックス』というのが、大半において意外性という形で表現されていますが、「意外」というより「突拍子もない」という表現の方が正解な様な気がします。
ただ、『クライマックスまでの過程』と『クライマックス』、どうもこの二つの次元が違いすぎる様に感じてしまうのですよ。
『自分に体臭がない』=『自分は空虚な存在』という現実に抗い、香りを生み出すことで世界に生きた爪跡を残そうとするグルヌイユは、目的を達成するためにひたすら職人となり、結果として衝動に忠実になっているだけで、快楽殺人犯の様な猟奇性があるわけでもありません。
この、『純粋な彼が、その純粋さ故に悲劇しか生みだすことができない』というシチュが、ミラクルクライマックスのせいで明後日の方向に向っていきます。(笑)

一線越えてファンタジーにしてしまうと、グルヌイユがただの魔法使いになってしまうじゃないかー。





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