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攻殻機動隊
[No.126] 2008-04-30 Wed 02:32
攻殻機動隊』 評価:★★★★☆

著者:士郎正宗

警察では対応しきれないレベルの犯罪に対して、攻性(積極的に武力による実力行使を行い、時には犯罪が発生する前にその芽を潰す。)に対応する特殊部隊『公安9課』を中心に描かれるSF作品です。

映画やアニメ作品になったこともあり、今や世界的に有名な作品になってしまった(ウォシャウスキー兄弟の『マトリックス』に影響を与えているのは有名。また、ハリウッドで実写版映画作品が製作される模様。いいのか!?士郎さん!そう考えると『マトリックス』って良いアプローチだったのかも。)のですが、原作の内容はとにかく難しい。
1ページ読んで諦める人も居るぐらいです。
根っこまで理解しようとすると、サイエンス・ファンタジーに対する造詣、政治や軍事、IT、機械工学に対する知識などなど、諸知識をフル活用しなければなりません。

時代背景は21世紀。
第3次核大戦第4次非核大戦の結果、大きく変化した世界が舞台になります。
科学技術は大きく発展しており、人間の脳内にデバイスを接続する『電脳化』や、義手や義足の発展型である『義体化』(主人公である草薙素子は、脳を除く体の大部分を義体化している。義体部分はサイボーグであるため、当然ながら驚異的な身体能力が身につく。そのため、本作の世界では義体の能力抑制を規定する法令も存在している。)など、人間社会を根底から変える技術が普及しているのですが、ますます『人間の境目』(何をもって人間とするのか?)が曖昧になり、私が愛する(笑)混沌とした世界が出来上がっています。
しかし、電脳化により、広大なネットに直接アクセスできるようになった人間が、逆に自我をハッキングされる世界って良いのか悪いのか。(ハッカーの攻撃を防御・逆襲に転じる『攻性防壁』なんてセキュリティプログラムも描かれていますが。)
更に、義体化によってボディも完全に器と化していますし。
そう考えると、本作が読者を置き去りにするぐらいの強い哲学性を帯びるのは致し方のないところですよね。
うーん。現実に見てみたい世界ではあります。しかし、人間ってなんだろう?

まぁ、なんせ難しいです。
しかしながら、1コマ1コマの緻密な描写や、多脚戦車『タチコマ』に代表される特異なメカニックなど、男子の萌え要素はテンコ盛り。
でも、難解過ぎるので★4つ!(笑)
ある意味『不親切なカットの連続』を多用するため、話を理解するにはその間を想像(行間(コマ間?)を読む)しなきゃいけないものの、欄外を使ってまでの情報量の多さが別の想像(遊び)の入り込む余地を与えていない様な気がするのです。(だから著者自らがタチコマで遊ぶのか?)
本作のスピンオフを作ることができるのは著者のみでしょうね。

最後の一言。
京レの『隠れ蓑』欲しい…。
現実に存在していれば、すぐに購入してあんなことや、こんなこ(以下略)





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