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新・闇の声
[No.117] 2008-02-28 Thu 21:28
新・闇の声』 評価:★★★☆☆

著者:伊藤潤二

前回の『闇の声』の続刊です。
いやー、相変わらずシュールですわー。
ちなみに、私は伊藤氏の作品群を『ファナティックコメディホラー』(幻想的で喜劇の様なホラー作品)というわけのわからない分類で脳内カテゴライズしているのですが、きっと読んだことのある方は「あー。」と思うはず。

本作も、前作と同様のオムニバス作品なので、ストーリーの解説は難しいのですが、氏の作品を通読している方であれば、やはり興味深いのが『双一シリーズ』。
『双一』とは、伊藤潤二作品に登場する名物キャラクターみたいなもので、黒魔術的な呪術を駆使する(ことができると本人は言っている。効果は微妙。)友達の少ない小学生です。
本作では、大人になった双一さんを見ることができます。
中々愉快なことになっているので一見の価値あリ。

個人的には『蔵書幻影』と『潰談』がキテいます。
やはりこの人、いい意味で変人。
かなり縦横無尽です。
岡本太郎さんが「芸術は爆発だ!」という名言を残していますが、伊藤氏の作品を読むと、「確かに素晴らしい芸術って爆発するものなんだな」ということが身に沁みてわかります。(笑)

意外と抑え目で読みやすい一作。




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闇の声
[No.116] 2008-02-21 Thu 23:41
闇の声』 評価:★★★☆☆

著者:伊藤潤二

うーん、ステキ。
いくつかのストーリーが収録されたオムニバス作品です。
今回も非常に奇抜。
奇才とは正にこのことです。

何と言っても『グリセリド』がすごい。『グリセリド』。コレです。(もう、タイトルだけでも、「どんな作品なのよ」という話なのですが…。)
最早、ホラーでもなんでもなく、ひたすら精神的に不快なだけの作品。
そう。伊藤氏の作品の基本的な要点はこれなのです。↓

精神的不快感

『不快さ』を追求する姿勢は、その目的とはアンバランスな登場人物の美しい線に見て取ることができます。
つまり、伊藤作品は美しい描写による美しい登場人物達でストーリーを構成することが基本のスタイルであるため、不快な描写が開始されるとそのギャップにより、より一層不快さを感じることになります。
砂糖を舐めた後に、塩を舐めた感じでしょうか。
ただ、スイカよろしく、甘いものに塩をかけると、より一層甘く感じるのですよね。
きっとこれが伊藤作品の中毒性なのです。

作品を堪能するために、「もっと不快を~!」となるワケですね。(笑)




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7セカンズ
[No.115] 2008-02-12 Tue 00:16
7セカンズ』 評価:★★☆☆☆

監 督:サイモン・フェローズ
出 演:ウェズリー・スナイプス
製作国:イギリス、スイス
製作年:2006年
時 間:95分

日本のアクション物のVシネマみたいです。
実は、スナイプス兄さん好きなんですけど。好きなのに…。好きなのにぃ!
ぬあー!『ザ・マークスマン』といい、スナイプス兄さんを起用した最近の作品って、何故かちゃちぃのです…。

ジャック・タリバー(ウェズリー・スナイプス)率いる強盗団は、大金を狙ってカジノの現金輸送車を襲い、金と共に高度なセキュリティが施されたスーツケースを発見する。
しかし、その仕事の帰路、何者かの待ち伏せに遭い、壮絶な銃撃戦の後に仲間はほぼ全滅、タリバーはスーツケースだけを持って逃亡するのだった。
逃げ切ったと安心するのも束の間。
カジノを取り仕切るマフィアから追っ手がかかり、タリバーは否応なく命のやり取りの渦中に放り出されることになるのだが、マフィア達の目的は報復ではなく、スーツケースであった…。

舞台がルーマニアなこともあり、雰囲気自体はステキングなのですが…。
なんだか使い古されたシーンのオンパレードみたいなことになっていて、「あー、007でよくこんなのあるなぁ。」とか「あぶない刑事みたい。」と思ってしまいます。
しかも、どうもスナイプス兄さんのアクションにキレがなくて、『もったり』している感じがあります。
ブレイド』の様なヤバカッコイイアクションは存在していません。
ご覧になるとわかると思うのですが、スナイプス兄さんが衰えたというわけではなく、どう考えても演出面に問題ありです。

というわけで、ルーマニアが好きな人向けに。(笑)
スナイプス兄さんは本当に良い俳優なんだけどなぁ。




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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
[No.114] 2008-02-07 Thu 22:22
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』 評価:★★★★★

監 督:石黒昇河森正治
出 演:長谷有洋飯島真理土井美加
製作国:日本
製作年:1984年
時 間:115分

いやぁ、卑怯ですね、これは。(笑)
セル画のSFだからこそ可能となった感動作です。
初見はかれこれ15年以上前ですが、先日、深夜枠で放送していたので思わず取り上げました。

50万周期にわたり大宇宙で抗争を続ける巨人族の二大勢力、男のゼントラーディ軍と女のメルトランディ軍。西暦2009年、その戦火は地球にも及び、ゼントラーディ軍の奇襲をうけた地球統合軍の巨大宇宙戦艦SDF-1マクロスは、脱出時の動力不調から太陽系外周部へ飛び出すこととなる。追撃をうけながら地球への自力帰還をめざす航海の5か月目、土星宙域から物語は始まる。
地球を離れる際避難した5万8千人の民間人は、広大な艦内に市街地を建設し生活を営んでいた。バルキリー隊パイロット一条輝はアイドル歌手リン・ミンメイや、上官早瀬未沙と近しい関係になっていく。そんなありふれた日常風景は、接触した巨人族たちの規律に思わぬ混乱を招くことになる。(Wikipedia

「喜び」、「憎悪」、「哀しさ」、「勇気」、「恐怖」、「尊い愛情」、「卑近な愛情」などなど、色んな感情がごちゃ混ぜに詰め込まれています。
一部、「まさか映画で昼ドラを見せられるとは。」なんて思ってしまう場面もあります(笑)が、そんな青っぽさも魅力の一つ。
また、演出家・板野一郎氏による『板野サーカス』と呼ばれるアクロバティックな戦闘シーンにも胸躍ります。
これが当時の職人達の魂なんでしょうねぇ。

激しい戦場に響き渡る愛の唄。
破滅的な世界でも芽を出す花の様です。
「実力行使以外の何かが世界を変えるかもしれない」と、人間の可能性を感じさせてくれる良作。
迷わず殿堂入り。




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28日後…
[No.113] 2008-02-04 Mon 00:52
28日後…』 評価:★★★★☆

監 督:ダニー・ボイル
出 演:キリアン・マーフィクリストファー・エクルストン
製作国:イギリス
製作年:2002年
時 間:114分

現在、続編の『28週後…』が公開されており、非常にホットな作品です。
私が本作を目にしたのは、かれこれ2年ほど前になるのですが、ゾンビ物の映画(正確には、ウィルスでバケモノ化している。)としては久しぶりに楽しめた感がありました。
ゾンビ好きは観るべきかも!

ある日、動物愛護活動家のグループが、動物で生体実験を行っている研究所を襲撃。
しかし、檻から出された動物達は異常な凶暴性を持っており、活動家グループや研究員に襲い掛かる。
研究員達は凶暴性を強化するウィルスを開発し、動物達に投与していたのだ。
それから28日後。
主人公はロンドンの病院のベッドで目を覚ます。
病院であるはずなのに、辺り一体人の気配が感じられない。
それを不審に思った主人公は、ベットから這い出て周囲の調査を始めるが、外に出ても誰一人居ない静まり返った街。
そう。ロンドンはウィルスにより凶暴化した人間が巣くうゴーストタウンと化していたのだった…。

本作は遊びが少なく、真剣に怖い映画を作ろうとした努力が垣間見れます。
状況がわからない、身を守るものも無い、助けが居ない、それどころか誰も居ない。
こんな不条理ほど恐ろしいものはそうそうありません。
なのに一切の妥協なく(理性が無いので当然ですが。)襲ってくる凶暴人間。
ストレスに続くストレス。
せっかく生き残りが見つかっても…。

最早、「ゾンビ」、「ゴーストタウン」、「四面楚歌」なんて使い古された状況設定ですが、良いものを作りたいという気持ちが見事に結実した作品ですね。




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アポカリプト
[No.112] 2008-02-01 Fri 01:26
アポカリプト』 評価:★★★☆☆

監 督:メル・ギブソン
出 演:ルディ・ヤングブラッド
製作国:アメリカ
製作年:2006年
時 間:139分

メル・ギブソン監督によるマヤ文明を扱った作品で、残額描写が売り(?)のどギツい作品です。
同監督の『ブレイブハート』もやたら激しい戦闘でしたし、『パッション』でも痛々しい描写がありましたが、本作ではっきりわかりました。
メル・ギブソン氏はドMだな。(笑)

誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐジャガー・パウは、妻や仲間とともに平和な暮らしを送っていた。ところが、ある日、マヤ帝国の傭兵による襲撃を受け、仲間とともに都会に連れ去られてしまう。そこで彼らを待ち受けていたのは、干ばつを鎮めるためにいけにえを捧げる儀式だった。(シネマトゥデイ

登場人物にマヤ語を話させているところを見ると、かなり気合を入れて製作されたようなのですが、ずばり微妙です。
映画評では、「ほんと走る走る!」なんて書かれていることが多いのですが、そんなに走っている記憶もありません。(映画館で観ると違うのでしょうか?)
手に汗握る感が意外とない…。
しかし、「全然面白くないのか?」と言われればそうでもない。
なんだかよくわからない。(笑)

つまり、マヤ文明という特殊な題材を扱っているからこそ特徴的なわけで、ストーリーは実にシンプルで『ダイ・ハード』的(「劣勢な状況にある一人の人間が、多数の敵を相手に奮戦する」ということです。)です。

「三度の飯よりマヤが好き!」という方にはオススメ。(?)




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