ブロプレ! 毎度おなじみ有興人2.0によるサブカル世代のための文化的無節操Blog!

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デジャヴ
[No.89] 2007-10-29 Mon 00:41
『デジャヴ』 評価:★★★★☆

監 督:トニー・スコット
出 演:デンゼル・ワシントンポーラ・パットンヴァル・キルマー
製作国:アメリカ
製作年:2006年
時 間:127分

意外によくできていることにびっくり。
マット・デイモンの『ボーン~』系の作品ばりにカットがころころ変わるのですが、現在において平行に切り替わっていくだけではなく、時間軸という面でもころころ変わるので、ちゃんと観てなければ何が何だかわからなくなります。
「ねーねー…」と映画を観ながら説明を求めるタイプの方には間違いなく受け入れられません。(笑)

海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが突如水上で大爆発を起こした。
ATF(アルコール・タバコ・火器取締局)の捜査官であるダグ(デンゼル・ワシントン)は現場の捜査中、フェリーの爆発がテロによるものであるとの結論に至る。
ダグは捜査の中、川下に流れ着いたフェリー爆破事件の被害者と思しき体に火傷を負った女性の死体の検死中に、その女性がフェリーの爆発前に殺害されていたのではないか?と疑問を持つようになる。
この事件の鍵がフェリーの爆破前後、そして女性の殺害前後に何があったのかであると推理したダグは、この謎を解き明かすため、思いもよらぬ方法で捜査を行うことになる…。

観る人が観ると寝ます。
タイムトラベルの知識に、複雑に絡む過去と現代の事象。
とにかくややこしいです。ワームホールの原理なんて普通考えないですしね。
物語のクライマックスに『デジャヴ』というタイトルが何を意味するのかが、一気にわかるようになります。
わかりすぎて「なるほど!」と言っている暇もありません。

しかし驚いたのが、バル・キルマー。
セイント』なんかの頃に比べて、明らかにポッチャリ型に。
相変わらずイイ味は出してるんですけど。
老けてしまったのかな…。文字通り、人間が丸くなった様な雰囲気ですね。

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リーグ・オブ・レジェンド
[No.88] 2007-10-23 Tue 00:28
リーグ・オブ・レジェンド』 評価:★★☆☆☆

監 督:スティーブン・ノリントン
出 演:ショーン・コネリーペータ・ウィルソンスチュアート・タウンゼント
製作国:アメリカ
製作年:2003年
時 間:111分

ショーン・コネリー氏が出演しているからこそ、成り立っている作品の様に感じます。
内容を求めてしまえば『求め過ぎ』なので、純粋にドンパチやる娯楽として楽しみましょう。

舞台はロンドン。
ヨーロッパ列強による和平会議を妨害しようとする謎の仮面男『ファントム』と、彼に率いられた集団の行動を阻止するため、英国のエージェントはアフリカで隠遁生活を送る伝説の冒険家、アラン・クォーターメイン(ショーン・コネリー)に特殊チームのリーダーを依頼する。
最初は渋っていたクォーターメインであったが、ファントムの一味に襲撃されたことにより、エージェントの要請に応じることとなる。
英国に帰還したクォーターメインが見たものは、ノーチラス号ネモ船長に、透明人間のロドニー・スキナー等、伝説の英雄や特殊能力の持ち主達で構成された特殊チームであった。

ジキル博士は良いとして、トム・ソーヤやネモ船長など、名前は知っているけども基本的にどんな人物かよくわからないヒーロー達が所狭しとスクリーン内で大暴れします。
ショーン・コネリー氏が演じる冒険家、アラン・クォーターメインに到っては、もはや誰なんだかわかりません。
ブリテッシュ・ヒーロー達の特殊能力はとてもおもしろいのですが、いまいち知名度に欠けるため、乗り切れない感は否めないかも…。

ただ、この作品のすごいところは、ショーン・コネリー氏の好演です。
これほど著名な役者が、外のヒーロー達と見事に併存しています。
一人だけ抜きん出る様なことはせず、文字通り『並んで存在している』のです。
トム・クルーズ氏主演映画がどうしてもトム・クルーズ氏の映画になってしまうように、木村拓哉氏主演の映画がどうしても木村拓哉氏の映画になってしまうように、存在感を抑える演技ってとても難しいことだと思うのですよね。
こういう人を名優と言うのでしょう。

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万事快調
[No.87] 2007-10-19 Fri 02:35
万事快調』 評価:★★☆☆☆

著者:駕籠真太郎

表紙で購入を決めたのですが、まさかこんなことになっているとは。(笑)
キテます。キテますよ~。
はっきり言ってしまえば、エロ&グロが主体のブラックユーモア作品で、漫画媒体でよくある共産圏をパロった表現も出てきます。
「人・民・革・命」とか言っちゃってます。

正直、私は退屈かも。
ストーリーが破綻しているのは性質上当然なのですが、それに変わる様な技巧的な部分もそれほど感じません。
世間一般のモラルから逸脱する内容でありながら、琴線に触れそうな表現でもない。
『グロい』という表現が好きな人は好きでしょう。
完全に趣味の領域かと思います。

うーん…。
なんというか、高次元の良作になる可能性を秘めているように感じるのですが???
読み込んでいないので、いまいち、そこを掴み兼ねています。

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ジャパン
[No.86] 2007-10-16 Tue 00:48
ジャパン』 評価:★★★☆☆

著者:三浦健太郎武論尊

あの『北斗の拳』の原作者である武論尊氏が原作を、あの『ベルセルク』の著者である三浦健太郎氏が作画を担当する、作り手だけを見ればとんでもない作品です。
1998年の著作なのですが、三浦作品独特の「ページめくり終ったら手が真っ黒になっていそうな感じ」は、ベルセルクと同じく、こちらでも変わりません。

物語の中心となるのはジャパンマネーが世界を席捲する時代。場所はバルセロナ。
貧困生活を送る現地の子供達に調子に乗ってお金をばら撒く日本人の大学生達と、彼らに対し「自分達の行動に疑問を持たないのか?」と質問をする美人アナウンサー。
そして、その美人アナウンサーに一目惚れして海外まで後を追ってきた本作の主人公であるヤクザとその舎弟。
そこにはムナクソ悪い大学生の行動に腹を立てる程度の怒りしか存在しないはずだった。
しかし、突如として発生した地震によって陥没した地下の空洞に落下してしまった彼らは、その穴の中で一人の異様な老婆に出会う。
その老婆が言うには「自国の経済力による傲慢ゆえに滅びたカルタゴと同じく、ヤポン(日本人)も滅びる運命にあるのだ」という。
そしてそのまま、老婆の異質な力によって、彼らは未来の地球に飛ばされてしまうのだった。
わけもわからず、未来の世界に飛ばされた彼らが見たものは、母国が世界から消えて無くなり流浪の難民となった日本人と、彼らを奴隷の様に酷使する統一国家『ネオ・ヨーロピアン』の白人達であった。。。

何とも耳の痛い(というか、本だから「目の痛い」)物語ですが、母国を失うということの恐怖感など普段想像することはありません。
自分達がどこに行っても虐げられる姿なんて。(今でも自分達の国の様で、そうではない様な状況は続いていますが。)
そんな世界で輝くヤクザの義侠心。
なかなか、おもしろい組み合わせであります。

文庫本が出版されていますので、武論尊原作作品or三浦健太郎作画作品に触れてみたい方にはお手ごろです。

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ねじ式
[No.85] 2007-10-12 Fri 00:31
ねじ式』 評価:★★★★☆

著者:つげ義春

本書は短編集がいくつか収録された文庫版なのですが、表題にもなっている『ねじ式』は特に大きな評価を得ており、日本の漫画界に多大な影響を与えた作品と言われています。
以下、短編『ねじ式』のストーリー要約です。

ある日、海に泳ぎに来ていた主人公は、左腕をメメクラゲに噛まれ静脈を切断されてしまう。
命の危険に晒された主人公は、医者を求めて漁村を徘徊していた。
奇怪な街で不条理な目に遇いつつも、やっとのことで産婦人科医に遭遇し、『○×方式』という手術を受け、切断された静脈をネジ(水道の蛇口みたいな感じ。)で繋ぎ合わせることによって、辛くも一命を取り留めることができた。
それ以来、主人公の左腕はしびれるようになってしまったのだった。

「わけわからん。」とお思いですか?
世の中にはこんな漫画もあるんですよねぇ。
短編『ねじ式』は、つげ氏が実際に見た夢を題材にしたそうで、半端なくシュールで、とても常軌を逸しています。
なのに作品としては全体的に妙にまとまっている(違和感を感じるコマがないと言えばいいのでしょうか。)ので、非常に不思議です。
フロイトの理論に基づく精神分析の対象となった作品なのだそうですが、分析したくなる気持ちがわからなくもないですね。(厳密には漫画化する上で脚色しているはずなので、「あんまり意味ないんじゃないだろうか?」と思うのですが。ちなみに私は夢分析ならユングの方がイメージ強いんですけど。)
いずれにせよ、読むとショックを受ける…かもです。

他にも短編『オンドル小屋』や『ゲンセンカン主人』などといった良い味を出している作品も収録されています。(『ねじ式』は浅野忠信氏主演で映画化されていますが、『ゲンセンカン主人』も佐野史郎氏の主演で映画化されています。)
ちなみに、他の短編にメッキ工の『ヨシボー』という男の子が登場するのですが、これ、やっぱりつげ氏本人なんでしょうね。
つげ氏自体が、メッキ工から漫画家に転身した異色の経歴の持ち主ですし。

つげ氏は感じたものをそのまま作品にする人なんだろうなぁと思います。
感受性が鋭敏なのでしょう。
理解できるんですよね。彼の作品のところどころで見受けられる『孤独への憧れ』って。

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THE JUON 呪怨
[No.84] 2007-10-08 Mon 13:47
THE JUON 呪怨』 評価:★★☆☆☆

監 督:清水崇
出 演:サラ・ミシェル・ゲラー
製作国:アメリカ、日本
製作年:2004年
時 間:92分

今更なのですが、2006年8月に公開された『呪怨 パンデミック』のDVDが出たら観ようと思ってまして、そこで前作がどんな感じだったか観直してみました。
要は前回の記事の『MEMORIES』同様、二度目です。

本作は日本版の『呪怨』を製作総指揮のサム・ライミ氏がリメイクしたものです。
なんせ、サム・ライミですから。
スパイダーマン』なんてどうでもいいのですが、『死霊のはらわた』の監督ですからね。

もう説明なんて必要ないと思うのですが、ある家族が惨殺された家で繰り広げられる怨霊による恐怖物語です。
果てはもう家の中だろうが外だろうが取り殺しまくりで、相変わらず怨霊の伽椰子姉さんの『いきなり登場』が心臓を止めかけてくれます。(故に一度観れば怖さ激減。)
視聴者まで殺しかけてどうするんだ。

そして、例の…

「ア、アアアア、ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!

という叫び声も健在です。

ジャパニーズホラーらしからぬ、『作品中で幽霊を登場させまくる』というコンセプトで成功した本作。
日本の精神的な恐怖とアメリカ的なパニックホラーを折衷させた新たな境地ですね。

あ、よく考えたら、「どんな内容だったか」って観返す必要なんてなかったかもしれません。
基本、伽椰子姉さんが暴れまわるだけなんで…(涙)

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MEMORIES
[No.83] 2007-10-04 Thu 01:30
MEMORIES』 評価:★★★☆☆

監 督:大友克洋
製作総指揮:大友克洋
製作国:日本
製作年:1995年
時 間:110分

『彼女の想いで』、『最臭兵器』、『大砲の街』の三話オムニバスで構成されるアニメ映画です。
監督は『AKIRA』でお馴染み、押しも押されぬ世界屈指の漫画家・大友克洋氏です。
初見というワケではなく高校時代に一度観ているので、かれこれ10年ぶりぐらいになるのですが、何がすごいって今観ても普通にビジュアルクオリティが半端じゃないのですよ。
結局、淘汰されないモノっていうのはこの作品の様な職人性の塊なんでしょうね。

さて、本作の中身は…

宇宙でスペースデブリ(宇宙のゴミ)の除去作業を行う作業員が、ある宙域で劣化した巨大な建造物と遭遇し、その中で経験する幻想的で危険な経験を題材にした『彼女の思い出』

ある薬品を飲んでしまったがために、体中から毒ガスを発する体質になってしまった製薬会社サラリーマンのネタの様なお話『最臭兵器』

大砲を撃つためだけに存在する街で暮らす家族の一日を描いた作品『大砲の街』

以上の四つで構成されます。
どれも異色なのですが、私が特に強い興味を抱いたのは『大砲の街』です。
高校時代の初見の記憶の中で、『彼女の思い出』に登場するキャラクターの「想いでは逃げ込む場所じゃない!」というセリフとこの作品だけはしっかり覚えています。
長回し(?)で展開される絵本の様な世界の中にあって、軍国主義的な社会をユーモラスに描いた独特の作品で、本作の中でもひときわ異彩を放っています。

たまにはアニメ映画なんてどうでしょう?
これを観たら『AKIRA』も観なきゃ…ですね。

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[No.82] 2007-10-01 Mon 21:14
』 評価:★☆☆☆☆

監 督:黒沢清
出 演:役所広司小西真奈美葉月里緒菜伊原剛志
製作国:日本
製作年:2007年
時 間:104分

なんだこれ。
役所広司さんが主演で、且つサスペンスホラーということだったので、「もしや、あの『CURE』の様な名作か?」と思いつつ観てみたら…。
ショックです。

東京の埋め立て地で女が殺される。捜査に当たる刑事の吉岡は現場に自分の痕跡を見つけ困惑し、同僚の宮地からも疑いの目を向けられる。時を同じくして姿を現すようになった赤い服の女が発する耳をつんざく叫び声。彼女は何者で何を訴えているのか?曖昧な記憶に脅かされ、過去の闇に取り憑かれたように憔悴してゆく吉岡の周りで、次々に殺人事件が起きる。死因のすべては海水による溺死だった。いったい自分は何をしたのか…。
(『映画生活』より)

なんと言えば良いのでしょう。
モサいカメラワークがあります。(笑)
例えば「あー、先の重要シーンのフリのためにそのカットを撮ったのか。」ってわかってしまったりするんですよ。『そのカット』の時に。
これではどうしても興ざめしてしまいます。
『赤い服の女』こと、葉月里緒菜さんも恐怖を抱く存在になり得ていません。
これはホラーではないですね。

魅力的な役者がたくさん出ているんだけどなぁ。

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